ハイ透明感のアプリエカラーは結構知名度が上がってきたでしょうか?
ハイトーンに特化したカラーなので提案する機会は限定的ですが、それでもこのアプリエ以上にハイトーンで髪がキレイに染まるカラー剤は今のところありませんね。
一度アプリエに慣れてしまうと、ハイトーンではほかのカラー剤を使いにくくなってしまいます・・・
ブルーアッシュ、プラチナアッシュ、オリーブグレージュ、ミルクティベージュ、セピアグレージュ、ベイビーピンク。
どれを使っても、とても素敵な髪色に変われますよ。
一つ問題点としては、色持ちが良いとは言えないくらいでしょうか。
それは、まぁ仕方ないですけどね。
今回は、前回の色が落ちて10トーンくらいの、オレンジブラウン系の髪色にアプリエの「ブルーアッシュ」と「ミルクティベージュ」、隠し味で「バイオレット」を使った髪色です。
明るく見えすぎず、オレンジを完全に消し去ったミルクティアッシュ
ミルクティって色は、彩度が薄い茶色みたいな感じで、そんなに色が主張しない淡い感じの色なんですが、そのミルクティに染めるためには元の髪色にあるオレンジが非常に邪魔になってきます。
そのオレンジをアプリエはしっかりと消し去って、カラー剤の綺麗な色をしっかりと発色してくれるんです。
今回は、オレンジを打ち消す「ブルーアッシュ」とメインカラーで「ミルクティベージュ」を使っています。
ビフォーはこんな感じです。
ウェット状態にしてしまっているので、暗く見えますが暗すぎず明るすぎずくらいの10トーンのオレンジブラウンの髪色です。
ここから、アプリエカラーでワンメイクで染めまして、こんな感じになります。
透明感がとてもキレイに表現できているのと、オレンジをしっかりと打ち消し素敵な「ミルクティアッシュ」の髪色に染まっています。
色素薄い系になりたいならオレンジは取り除く
ミルクティアッシュ系の色素薄い系の髪色になりたいのなら、日本人の髪特有のオレンジが残る髪をどうにか攻略しないといけません。
明るくするというのは一つの手なんですが、明るくすればするほど髪へのダメージは大きくなっていきますし、色持ちも悪くなってきます。
ブリーチなんかはその良い例ですね。
とことんまでオレンジを取り除き髪色を出来るだけ白に近い状態まで持って行くんですが、その分髪の負担はとても大きくダメージによる髪の損傷は免れません。
しかし、アプリエの場合はオレンジはある程度しっかりと取り除くのですが、ブリーチに比べると髪への負担は大分減らすことが出来ます。
ある程度オレンジが取れたら、よっぽどハイトーンを希望でない限りは、アッシュをのせたりして打ち消すことによりキレイな色素薄い系の髪色にすることが出来ます。
それにその方が色持ちが良く、ブリーチ毛に比べると長く髪色を楽しめるという利点もあります。
ハイトーンに相性が良いボブスタイル
今回バッサリと切らせて頂いたのですが、大体20cmくらい切らせて頂いて「切りっぱなし風ボブ」にしました。
(ほんとに切りっぱなしだと重たくてスタイリングも難しいので、量加減は程よく調節しています)
いやー、結構切りましたね。
これだけ信頼して切らせて頂けるのは、ホントに嬉しい事ですね。
内巻きスタイルでも可愛いんですが、今回は外ハネにカールを付けてスマートで大人っぽくスタイリングしてみました。
ハイトーンのカラーがボブと相性が良い理由は、透明感がよく分かるのと重たく見えず柔らかい髪に見えるという事です。
ボブスタイルだと動かす毛先が良く目立つので光を透かしやすく、透明感と色のキレイさを良く感じる事が出来ます。
重たく見えてしまいやすいボブスタイルですが、透明感のある髪色にしてあげると丁度良い感じの髪の軽さになり、野暮ったさがなくなります。
「ミルクティアッシュ」の他にも「ペールピンク」の髪色とかもボブスタイルには良く似合いますね。
是非皆さんもこの夏は、ハイトーンの「ミルクティアッシュ」と「ボブスタイル」で楽しんでみて下さい。