お風呂上りに鏡を見るとすでについてしまっている分かれ癖。
乾かし終わってもバシッと決まっている分かれ癖。
地肌がしっかりと見えてしまう分かれ癖。
手ごわい分かれ癖を治す方法はあるのか!?
【Q】分かれ癖や生え癖を治すにはどうしたら良いですか?
【A】毎日の髪の扱い方を変えてあげると治ってきます。
お客様でも分かれ癖や生え癖に悩まれている方はとても多いのですが、ほとんどが普段の髪の扱い方でいつの間にか出来てしまった癖です。
皆さんお母さんから生まれてきたときに、センター分けで生まれてきました?
長年生きてきて成長していく中で、当たり前のようにしていた髪の扱い方が、実は手ごわい分かれ癖を作っているんです。
「生えぐせ」には2種類ある
ここでテーマにしている「くせ」は髪のうねりなどの「くせ」ではなく、本来生えるべき方向に髪の根元が生えていない「生えぐせ」の事を指しています。
一つ目は生まれたときからある「生えぐせ」
これは、つむじや襟足が上を向いて生えていたり、前髪の生え際の髪につむじがある場合があります。
この「生えぐせ」は、生活習慣で出来たものではないので、後天的な対処法ではなかなか治ることが無く、その「生えぐせ」を活かしてヘアスタイルを作ることが望ましいです。
二つ目は普段の生活習慣が原因で出来てしまった「生えぐせ」
こちらは、生まれたときには無かったのに、大人になるにつれて気付いたら出来てしまってた「生えぐせ」です。
トップの髪がお風呂上りにはパカッと分かれてしまっていたり、前髪を重めに作っていたのに時間がたつと薄くなってしまったり、襟足の髪が全部外にハネてしまうのも大体が生活習慣の影響です。
この「生えぐせ」が普段の髪の扱い方を少し変えるだけで、悩みが改善されていく「生えぐせ」になります。
と言ってもそんなにすぐには治らない
普段の髪の扱い方を変えていけば治りはするのですが、長年かけて「生えぐせ」を定着させてきたのでなかなか頑固な癖になっています。
なので最低でも2ヵ月~半年くらいは長い目で見ていってあげた方が良いですね。
お客様で分かれ癖くっきり、トップがいつもペタンこで悩んでいる方もいらっしゃったのですが、乾かし方をしっかりとやってもらった結果3ヵ月ほどでトップにフワッとボリュームが出て分かれ癖も目立たなくなりました。
気長にやるのは大変なんですが習慣になってしまえば、無意識で出来るようになるのでそんなに苦も無く出来るかと思います。
「生えぐせ」を治す乾かし方
人によってやり方は違うし、「生えぐせ」が原因でない場合もあったりするので、一概に効果があるとは言えませんが、大体の方の「生えぐせ」は後述のやり方で対処出来ます。
「生えぐせ」の色々
①トップがぱっくりタイプ
お風呂上りにすでに分け目が付いてしまっている方。
毛根から生えてた髪が垂直に生えてこずに、横に寝てしまう方。
トップにボリュームが出づらく、頭が四角く見えやすく、髪が重く見えやすくなります。
②前髪がぱっくりタイプ
おでこが全開になりやすく、前髪もキレイに流れません。
前髪を作っていても、気づいたら薄くなってしまう方。
③一部分だけビャッとなってるタイプ
一部分だけ周りの髪の流れと違っている方。
最初から前髪の流れが決まってしまっている方。
生えぐせを治していく!
まずは地肌に沿ってペタンとしてしまった髪を起こすためにくしで左右色々な方向にとかしつけます。
ここから乾かしていきます。
乾かし方は下記リンクの記事内容と変わらないので参考にしてみて下さい。
乾かし終わったら↓の写真のようにどこで分けても分け目が目立ちにくい生え方になっていきます。
直ぐには治りません
長い年月をかけてついてしまったくせをそんな簡単には治せず、2~3ヵ月は頑張る必要があります。
慣れてしまえば無意識で毎日出来るようになりますし、習慣にしてしまうことが大切です。
髪の長さだったり、髪の量だったり、また乾かすときに注意しないといけないことがありますが、少し意識を変えるだけで髪には違いが出てきます。