夏っぽく軽やかなヘアスタイルにしたい!
重めの髪型にマンネリしてきたから雰囲気を変えたい!
そんな時にイメージをがらりと変えれるのがレイヤースタイル。
最近はめっぽう暑くなってきたので、お客様に提案することが多くなってきました。
だけど、そのレイヤースタイル可愛く綺麗に生かせてます???
レイヤースタイルは、スタイリングにもほんの少し手間をかけてあげないと力を発揮できないんです!!
この記事では、美容室で雰囲気を変えるためにレイヤーを入れてもらったんだけど、にっちもさっちも上手くいかない!
って方にストレートアイロンを使ってトータル3分で出来るレイヤーを生かしたツヤツヤスタイルのやり方を紹介していきます。
その前に、ガッキーインスタのフォローしてもらえると、めちゃめちゃ喜びます(笑)
コツは手首のひねりと角度!3分で出来るストレートアイロンを使ったレイヤースタイル
目標のスタイルはこの写真のイメージです!
今回紹介するやり方に向いている方は、髪の長さが鎖骨くらいからロングの方で、顔周りにレイヤーが5cm~10cmくらい入っている方です。
顔周りのレイヤーの長さは、すべての髪を前に持ってきたときに、一番短い髪から一番長い髪までの距離の事です。
それ以外の長さの方でも、もちろんこの方法は使えますが、ヘアスタイルに合わせて調節が必要です。
ストレートアイロンを使ってスタイリングする前に大事な事
朝起きて寝起きでストレートアイロンを使ってそのままOK!が理想ですがスタイリングしやすい髪の状態を作っておくことがとても大切ですよ!
朝起きたときに扱いやすい髪の状態にしておくには、夜のお風呂上がりの髪の乾かし方がとても大切になってきます。
ただ単にとりあえず水分を飛ばすためだけに、勢いよく乾かしていくだけではなく、根元の生え方の方向と髪のまとまりに気を付けて乾かす必要があります。
乾かし方は、下記リンクを参考にしてください。
簡単に説明すると、ドライヤーは後ろから前に風を送るように乾かして、少し根元を前に引っ張るように乾かします。
地肌を指の腹で軽くこするように乾かしては、前に軽く引っ張る。
また地肌をこすっては、前に引っ張る・・・
の繰り返しで乾かします。
それだけで、根元のくせが取れてまとまりやすくて、ストレートスタイリングしやすい髪の状態になります。
それさえやっていれば、寝て起きても次の日の朝のスタイリングがとても楽ちんですよ!
(めちゃ寝相が悪かったり、めちゃ寝汗かく場合は朝ドライヤーした方が良いかもです・・・)
スタイリングしなければ、レイヤースタイルはさみしいスタイル
ストレートアイロンでスタイリングする前の写真です。
顔周りにレイヤーが入っているんですが、あまりよく分かりませんね。
何となく顔周りに短い毛があるような感じですが、あってもなくてもそんなに変わらない状態です。
これじゃあもったいない!!
レイヤー入れない方が、まとまり良くて扱いやすかったやん!
って事にもなりかねません・・・
ストレートアイロンの温度は、120度~150度
今回は120度で十分なカールが付いたのですが、髪質によって150度くらいまででも大丈夫です。
180度以上を使い続けている方は、髪がどんどん硬くなっていって乾燥しやすくなると覚えておいて下さいね!
乾燥している髪、ダメージを受けている髪ほど、高温じゃないとカールが付きにくくなります。
そういう髪の方でもしっかりと保湿が出来ていれば、いつものストレートアイロンの温度よりも低くても意外とカールが付いてくれたりしますよ。
お風呂でのトリートメントや、洗い流さないトリートメントはとても大切って事です。
それでは、キレイなストレートアイロンスタイルを作っていきましょう!!
まずは髪全体を4等分
髪を左右2等分にした後、耳の後ろ位を目安にして、半分にした髪をさらに前後半分に分けます。
大体上の写真くらいの位置で、前後に分けると毛量のバランスが良いですよ。
巻きやすいように分けとるだけなので、神経質にしっかりと分ける感じではなくてざっくりと分けてもらってOKです。
サイドの髪を斜め前方に引っ張り、中間部分にアイロンを入れる
中間からアイロンを通していくのは、中間部分からナチュラルなカールが始まるようにです。
とても大切なことが一つあるのですが、アイロンを通している時は最後までストレートアイロンを動かし続けて下さい!
途中で止めてしまったりすると、止めた部分でカクっと後が残ってしまい、最悪水でぬらさないと跡が取れなくなってしまいます!!
分け取った、サイドの髪を斜め前に引っ張りアゴラインくらいの位置からストレートアイロンを挟んでいきます。
挟むときも挟んでから毛先に向かって動かすのではなく、動かしながら挟み始めるようにしてください。
まずは一つ大事なコツです!
手首を返してそのまま毛先まで押し出す様に
髪に対して平行に挟んでいたストレートアイロンを、手首を返して45度~90度くらいになるようにします。
この時もアイロンを動かし続け止まらないようにします。
手首を返した状態でそのまま、前方に押し出すように体からアイロンを遠ざけていき、毛先が抜けきるまでアイロンを通します。
髪を中間から挟み始めて、毛先までアイロンを抜け切るまでは一定のスピードで通すと上手くいきます。
一度通すと上の写真のようなカールが付きます。
とりあえずは一旦おいておいて、反対側の再度の髪もカールを付けちゃいましょう。
ストレートアイロンを動かしながら、中間部分から挟んで・・・
前方に少し押し出すイメージで通しながら・・・
手首を返して、45度くらいの角度で前に押し出すようにアイロンを体から離して・・・
毛先まで抜き切る!!
どやっ!って表情(笑)
そうするとこんな感じのレイヤーがよく分かる感じになります。
まだ左右のバランスをそんなに気にする必要は無いので、続いてバックの髪の毛も同じようにやっていきましょう!
バックの髪を前に引き出してきて、同じようにカールを付けていく
後ろの髪の束を前に引っ張り出してきて・・・
ストレートアイロンは、動かしながら中間部分から挟み始めて・・・
前方に押し出すようにスルーしていき・・・
手首を返して45度くらいにアイロンを傾けて・・・
毛先まで押しだす・・・
しっかり毛先まで・・・
通す。
反対側も同じように!
もう言わなくてもわかりますね。
毛先まで通す!
そうすると、全体を1回アイロンを通すだけでこんな感じになります。
全体のバランスを整えながらストレートアイロンを通す
左右のカールのバランスを調節したり、もう少しカールが欲しいところにストレートアイロンを通したり、好みの状態までやっていきます。
カールが欲しい毛束だけ取って、ストレートアイロンを通して行きます。
最後に片方ずつ髪をまとめてストレートアイロンを通すと綺麗に収まります。
慣れてしまえば、アイロンが温まった状態から3分~5分くらいで仕上げれますよ。
前髪もストレートアイロンでカールを付ける
前髪は以前ブログで書いたのでそちらの記事を見てください。
スタイリング剤は、キープスプレーで持ちの良いカールにする
仕上げには、洗い流さないトリートメントだけ付けたいんですが、流石のこの湿気ムンムンの夏場では取れてしまいやすいですね。
かといってハードスプレーは髪も痛むし、ガチガチに固まってしまう・・・
そういう時には、キープスプレーという便利なものがあるので活用するしかない!
ハードスプレーみたいに固まらず、べたべたにならず、さらっとしていてカールのキープ力もある。
そんな便利なスプレーは、カール全体にまんべんなく振りかけておきます。
使いやすくておススメなのは、ニゼル ライトフォグです。
フィニッシュ!
完成はこんな感じに!!
カールを付ける前は、他の髪に馴染んでしまって存在感が無かった顔周りのレイヤーが、軽やかに主張していますね。
重めスタイルだけど、顔周りにだけ軽さを表現してあげるのも、雰囲気ががらりと変わるのでおススメです。
今まで重めのヘアスタイルしかしたことなかったけど、ちょっとイメージ変えてみたかったり、気分変えてみたいと思ってたらそれはチャンスです!
色々なヘアスタイルにチャレンジして、自分の雰囲気がどう変わるのか、新しい自分を発見できる機会かもしれません。
毎日の生活に少し刺激が加わって、少し楽しく生活出来るかも!?
ヘアスタイルを変えるということは、そんな可能性も秘めていますよ。
ストレートアイロンでの、火傷にはホントに気を付けてね!
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