数々のアーティストのCDジャケットや雑誌の表紙を撮影してきた野村浩司さん。
残念ながら2013年9月16日、52歳で急逝されました。
その一周忌に数々の作品からポートレイトを集めた写真集「THE PORTRAITS」を買ってきました。
作品を見れば見たことがある、記憶に残っている作品もあるんではないでしょうか?
鮮やかな色使いで独特の世界観をフォトに収める、写真家「野村浩司」さんがスゴイ!
一目見て野村浩司の作品だと分かるほど個性の強い彼の作風──おとぎの国に紛れ込んだような非現実な世界観、毒々しいまでのポップさ、ヴィヴィッドな色彩、夢の中で見た世界が写真になってあらわれる快感、遊び心とユーモア、気持ちよさと気持ち悪さの絶妙なバランス──は、他の追随を許さないユニークなもので、日本を代表する多くのアーティストに愛されていました。
写真家として第一線を走りながらも、撮影における実験と発明を繰り返し、常にチャレンジャーであり続けた野村浩司。
それは、彼自身が常に写真を通じて新しい風景を見ようとしていたからなのではないでしょうか。
生前、600枚以上ものCDジャケットを撮影。
さらに様々な雑誌の表紙、映画のポスター、写真集など様々なメディアで活躍されていました。
鮮やかな色彩を使い非現実的な世界観で、記憶に残る作品ばかりです。
写真集『THE PORTRAITS』
写真:野村浩司
発売日:2014年9月16日
定価:本体2,700円+税
仕様:A4変形サイズ・136ページ
発行・発売:株式会社ギャンビット
ISBN:978-4-907462-09-3
色の使い方がとてもステキで惹きつけられる写真集です。
見たことがある作品も何点かあるんではないでしょうか?
鮮やかな色彩の使い方、幻想的な世界観、を見ていると自分の想像力をインスパイアさせられますね。
興味がある方は是非。