実際にお客様にさせて頂いたカラーリングです。
最近暖色系ばかりの紹介でしたが、久しぶりに寒色系の髪色も・・・
透明感、立体感を求めるなら暗めのプラチナアッシュカラーがおススメ【2015年の髪色】
色の系統は大きく分けて、暖色系(赤、ピンク、ベージュ)か寒色系(アッシュ、マット、ラベンダー)に分かれますが、最近暖色系の髪色ばかり紹介していたので今回は寒色系のプラチナアッシュカラーの紹介です。
暖色系のカラーに興味がある方は下記のリンク先からチェックして下さい。
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●プラチナアッシュカラーとは?
アッシュの灰色具合とツヤっぽく輝くメタリックな感じを表現してプラチナアッシュカラーとよんでいます。
暗めでも明るめでもプラチナアッシュはプラチナアッシュですが、暗めに設定して染めたほうがツヤっぽいプラチナの感じが表現出来ます。
●プラチナアッシュの特徴は?
寒色系の髪色は基本的に暗く見えやすく落ち着いた印象を受けますが、光を受けた時に髪の透け具合によって透明感に変化が出てきます。
ストレートスタイルにしている場合だと、均一に髪がまとまっていて髪のどの面も均等に光を受け、どの部分も均等に光を吸収するので、全体的にツヤ感のあるヘアスタイルになります。
しかし、髪が動いている状態(コテで巻いて動きを出していたり、風に吹かれて髪が動いたり)だと、場所によって光を透かす毛もあれば、髪がまとまっていて光が透けない部分もあります。
その場所ごとの光の透け具合で透明感が生まれます。
ですのでハイライトやローライトを入れていない状態でも、スタイリングや髪の状況によってはとても立体感が生まれる場合があります。
上記の写真は巻いている状態のプラチナアッシュカラーで巻いて動きが出ているところは、光が透けて立体感が生まれているの良く分かります。
●ブリーチしなくても出来る?
今回のお客様のプラチナシルバーはブリーチをしています。
より透明感、立体感を求める人はブリーチの選択肢の方が満足出来るかもしれません。
髪色も大切だけど髪がダメージを受けるのは避けたい人、色が落ちて来た時に髪が明るくなってしまうのがNGな人はブリーチ無しで出来る範囲で染める方が満足出来るかもしれません。
一番の理想は、ブリーチ無しで数か月かけてゆっくりと髪色を明るくしていった後、プラチナアッシュをしっかりと染めてあげる事です。
季節ごとにお客様がしたい髪色を予想しながら、年間を通してのカラーのコントロール、髪のコントロールをしてあげるのも美容師の仕事ですね。
●プラチナアッシュカラーは人にどんな印象を与える?
寒色系のカラーに言える事ですが、どうしても色味自体が落ち着いて見える色なので、スマートな印象やクールな印象、大人っぽい印象を与えます。
他にもオシャレな印象だったり、品のある印象を与えます。
●今回使った色は?
アッシュ、シルバー、ヴァイオレットを配合して染めています。
2015年春に向けてのカラーに【プラチナアッシュカラー】参考にいかがでしょうか?