最近くせ毛矯正（縮毛矯正）に可能性を感じています。
お薬の選定とアイロンの使い方でくせ毛矯正の違いに差が出来ます。
ショートやボブから伸ばし中の方、肩に当たるくらいのボブのヘアスタイルの方、ハネやすい襟足の髪はくせ毛矯正（縮毛矯正）でまとまる！
くせ毛矯正とは、縮毛矯正よりもナチュラルで乾かしただけで自然にまとまる技術の事です。
行程は縮毛矯正と変わりませんが、薬剤の選定やアイロンの使い方で仕上がりの髪の質感に差が出ます。
ビフォー写真は撮っていないんですが、全体的に大きなうねりがあって髪質も少ししっかりしている髪質。
美容師がブローすれば難なくまとまる髪質なのですが、ご自分で乾かされる場合はなかなか上手く乾かせない髪質でもあります。
くせ毛矯正する前の悩みは、えり足がハネやすいのと、左右のくせ毛の具合が違うので乾かした後は左右の毛先の向きがバラバラになりやすい事でした。
とりあえず仕上がりの写真から。
ブローいらずで乾かすだけで内巻きにまとまる仕上がりにさせていただきました。
これだけキレイにまとまってくれれば、このままでも出かけることが可能ですね！
えり足のまとまりもキレイにおさまってくれて、ハネにくく仕上がりました。
当分の間は、家で乾かし方を気を付けるだけでストレスなく過ごしていただけそうです。
真っすぐになり過ぎるのはイヤ！！
縮毛矯正はやり過ぎると、大概は髪質が硬く感じるようになり、毛先までスットントンの不自然な感じになりやすい。
お薬の軟化の加減が思うようにいかなかったのか、もしくはアイロンの熱のあて過ぎでたんぱく変性を起こしてしまったのか？
その二つをうまくコントロールすると、柔らかく自然にまとまるナチュラルなくせ毛矯正になります。
一度真っすぐになり過ぎてしまった髪は、髪質が変化してしまって元に戻ることはありません。
美容師の技術の中でも、特に難しいメニューです。
今の髪の状態にジャストなお薬設定とアイロン技術。
この2つをどんな髪質の方でも対応できるように努力したいですね。
その髪が膨らむ原因！髪の量が問題じゃなくてくせ毛じゃないかな？
髪が膨らみやすいから、もしくは毛先が広がってしまうから、髪の量をすいてください。
と、お客様に言われることもよくあります。
だけどその膨らむ原因は本当に髪の量ですか？
くせが残っていると、いくらすいても扱い方によっては永遠に膨らんでしまいます。
すけばすくほど、毛先の量は少なくなり乾燥しやすくなり、そして乾燥からくるダメージによってまとまりづらくなります。
ダメージによる膨らみとくせ毛による膨らみが相まって、さらに膨らみやすくまとまりにくい髪質になってしまう可能性もありますよ。
意外とくせ毛矯正をかけていた方が、髪のシルエットのバランスも保たれて、髪の量が程よく残っている方がまとまりやすく乾燥しにくくなり、結果的に日常のダメージを抑えることが出来ます。
それに今まで膨らむことがストレスになっていた髪が、ドライヤーでキレイにまとまりやすい状態になってくれるという事は、毎日の生活にも自信が出るし、いつもよりもほんの少し楽しく過ごすことが出来るはず。
いつもそう思って、お客様に提案やアドバイスをさせていただいてます。
口うるさくなっちゃうときもあるけどすみません（´-`）.｡oO
あなたの髪は今よりももっとキレイになるはず
自分では気づかないだけで、美容室での技術やおうちでの髪の扱い方を少し変えるだけで、髪がどんどん扱いやすくキレイになっていく方の方が多い。
その為には、自分でもほんの少し髪に愛情をもって接してあげる事がとても大切。
髪も生き物ですからね。
どう扱うかで、いう事を聞かないわがままになったり、暴れん坊になったりします(笑)
僕ら美容師はそんな髪を出来るだけ扱いやすく、自分の髪を好きになってもらうための方法を考える。
お客様の悩みを理解し、原因を見つけ適切な改善策を提供していきたいですね。
くせ毛矯正おススメです。
是非悩んでいるくせ毛の方はご相談ください。
