普段のコミュニケーションや、サロンワークでのお客様との会話にも使える、雑談力アップの参考になる本です。
超一流の雑談力 (安田 正)
内容紹介
あたりさわりのない無意味な雑談ではなく、「意味のある雑談をすれば、仕事や人間関係が変わる」。そんなメッセージのもと、雑談力を高める方法を具体的、実践的に解説したのが本書です。
たとえば、「声は、ドレミファソラシドの『ファ』か『ソ』」「『なるほどですね』『そうですね』は話を聞いていない人の反応」「『なぜですか?』は愚問」など、全38項目でそのテクニックを紹介していきます。さらに、日常で雑談力を鍛えるためのトレーニング方法も収録しており、初心者からある程度話し方に自信がある人まで、すぐに実践できるノウハウが詰まった一冊です。出版社からのコメント
「仕事も人間関係も、すべてはコミュニケーションから始まるのに、「雑談」を大事にしている人が少ない。これは、とてももったいないことだと思う」。
そんな著者のメッセージから生まれた本書は、気合いの入り方、情報の濃さが違います。
無自覚でやっていた話し方や聞き方のクセを指摘されて思わずハッとし、では「どう改善すべきか」が学べる。
人と会う、話す機会が多い方、人間関係で悩まれている方にはぜひおすすめしたい1冊です。
正月に実家でのんびり過ごした後、東京に帰る道のりの新幹線でさくっと読んでみました。
大阪~東京の2時間半で余裕で読み切れる内容で、時間つぶしに読んでも為になる内容です。
38の雑談のテクニック
僕はそんなに雑談が得意な方ではないので、参考になる事が結構多かったですね。
もちろん「あぁこれやってるなー」って思うテクニックもありましたが、「なるほどね」と思う項目も多かったです。
得意不得意という事よりも、普段の話し方で少し変えるだけで、印象の良くなる方法や会話が長続きする方法など、ちょっとした気付きで雑談をより魅力あるものに変えることが出来るヒントが詰まっています。
ただ、読んで為になる事はなるんですが、こういったテクニック系の本は読んで納得するだけだとあまり意味はなくって、実際に実践して身に付けないと意味がないですよね。
納得して学んだ気になるだけだと、数日後には忘れちゃってますからね。
美容師に活かせること
営業をしている人向けのビジネス面での内容が多かったですが、普段のスタッフとのコミュニケーションやお客様との会話にも活かせる項目もあります。
雑談をいかに魅力あるものにするか?なのでビジネスだけに限るわけでは無いですし、生活すべてに活かせると思います。
- お客様との会話が続かない
- 自分に対して興味をもってもらいたい
- お客様に気持ちよく話をしてもらいたい
- 押し売りにならない店販をしたい
といった事の参考になるテクニックがあるかも知れません。
新しく知る事と確認する事
どういったビジネス書でもそうなんですが、新しく知る事もあれば既に知っている事もあります。
新しく知った事は知識として蓄えられますし、既に知っている事だった場合は再確認とともに、実践出来ているか改めて見直すチャンスでもあります。
「超一流の」と雑誌名に付いていますが、内容的には普通の事かも知れません。
ただ、その内容をすべてしっかりと実践出来ている人は少ないでしょう。
内容的には当たり前の事を、確実に実践出来ている人が「超一流」なのかも知れません。
興味があれば隙間時間でささっと読めるので是非参考にしてみてください。