一週間前に黒染めした髪を10トーンまで明るくする【黒染め落とし】

黒染め落としの季節がやってきました!

何故季節なのか?

この時期になると、卒業式や就活等で黒染めをする方が多いんです。

なので、3月~4月にかけて、「黒染めを落としたい」と相談される機会が多くなります。

 

今回黒染めを明るくさせて頂いた方も、卒業式の前に黒染めをしたのは良いけど、明るくしようと思ったら根元だけ明るくなったと相談を受けました。

何とか、髪全体を明るくしてあげて根本もキレイに染め直してあげたい!という事でさせていただきました。

 

仕上がりはこちらの写真です。

 

 

目次

黒染めで5トーンになった髪を脱染剤で10トーンまで明るくする!

卒業式の前に黒染めをしてそれから1週間くらいしか経ってません。

黒染めは期間を空けたからと言って、明るくしやすくなることはありません。

半年も1年も髪に残り続ける事だってあります。

 

今回は根元が明るく、中間~毛先にかけて暗く沈んでしまっている状態。

ううん、暗いですね・・・

 

黒染めが残っているところには、脱染剤を使用しています。

黒染めの落ち具合は、様子を見ながらで落ちが甘い場合は、追加で塗布したり少し温めたりします。

本当にがっつり染まっている場合は、なかなか落ちず手ごわいですし、意外とすんなり落ちてくれる時もあります。

なかなか塗ってみないと分からない事が多く、塗ってからのお薬の反応と髪の変化を見極めながら施術していきます。

 

今回は脱染剤である程度黒染めが落ちてくれたんですが、しっかりと髪に残っている黒染めが落ち切らず髪がオレンジ色に見えてしまいます。

お客様の希望もあり、透明感を出してアッシュベージュ系の髪色にしたいという事だったので、オレンジをしっかりと抑えアッシュのくすみ感を出していくことに。

そして、仕上がったのはこちらの状態です。

 

なかなかよい感じになりましたね。

中間部分には手ごわい黒染めがほんの少し残っているのですが、この明るさとアッシュの色加減で全く分からなくなっています。

根本もキレイに染まって中間から毛先へとナチュラルなグラデーションぽく繋がってくれています。

 

ダメージもほぼ感じず(確実にダメージはありますが)必要最低限の髪の負担で黒染め落としを出来たんじゃないかと思います。

ここまで出来れば、黒染め落としとしては上出来ですね。

工程もスムーズにいって2時間30分ほどでテキパキと、いつも大体3時間前後で終わります。

 

これからの季節、黒染め落としてお悩みの方、ご相談下さいね!

 

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