黒染めから明るくするカラーです。
黒染め落としの記事を読んでご来店頂いたお客様の施術例です。
夏あたりから就活を終えて、黒髪から明るくしたいとご来店いただくお客様が増えました!
入社までの期間は、好きな髪色で過ごしたいですしね。
3か月前に黒染め、1週間前に通常カラーからのブリーチを使わずラベンダーブラウン
結構真っ黒です!
3か月前の黒染めがほとんど落ちておらず、結構しっかりと染まっています。
就活中は、変に明るくなって来ず良いんですけどね。
やっぱり明るくする時は大変です。
1週間くらい前に美容室で普通のカラーをされたそうで、根元がこういった状態になっています。
多分10トーンくらいのカラー剤で根元から毛先まで染めたんでしょうけど、3か月で伸びた根元部分は明るくなって、黒染めが残っている部分は全く明るくならず黒いままです。
これはまさしく業界用語で「ネモキン」と言われるやつです・・・
この状態のまま1週間過ごされたのは、さすがにストレスがたまったと思います。
美容室でされたんですが、同じことがセルフカラーでしても起きますよ。
セルフカラーでの黒染めとそこからの黒染め落としは、全力で「ちょっとまった」と止めに入ります。
ブリーチを使わずに暗めのラベンダーブラウンに染める
さて今回は、そこまで明るくしたいわけではないので、脱染剤を駆使して程よく黒染めを落としながら、今の季節に合うラベンダーブラウンの髪色へとチェンジさせます。
結構しっかりと黒染めが入っているので、染料全てが分解できるわけでは無いのですが、極力ムラなくキレイに仕上げていきたいと思います。
特に大変なのはこの部分、根元明るくてその先から黒染めがしっかりと入っている。
さらにこの黒染めの始まる部分は、3か月前に全体的に黒染めで染めたことから、地毛を黒染めで染めている可能性がある部分。
その地毛に染めた部分は、場合によってはずっと黒く残る可能性もあるから、一番心配していた部分でした。
まずは脱染剤で黒染めの染料を分解していきます。
全て取り除けるわけではありませんが、かなりの染料を取り除くことが出来ます。
髪のダメージ具合や黒染めの濃さ、髪の太さなどに影響はされるので、髪の状態を把握しながら塗布していきます。
脱染した結果、やはり地毛に黒染めをした部分は若干黒染めの暗さが残る感じだったので、その暗さが目立たないように染めていくことに。
最終的には、こんな感じのラベンダーブラウンに仕上げました。
キレイに染まりましたね。
お客様にも喜んでいただけでよかったです。
ブリーチを使わないので、色持ちが良く、色落ちしてきても黄色くなりづらいのが良いところですね。
ムラも少なくほとんど目立たないので、キレイな髪色で生活を楽しんでいただけると思います!
髪へのダメージも最小限に抑えているので、触り心地もツヤツヤでサラサラです。
一番心配していた根元付近ですが、こんな感じにキレイにつながります。
若干の明るさの差が少しありますが、よく見ないと分からないレベルで気にしなくてもいいレベルです。
少し中間から黒染めが残っているのが分りますね。
地毛に黒染めした部分だけが、少し残りやすいです。
黒染めを落とそうか悩んでいる方は一度ご相談ください。
キレイに明るくしていきます!
黒染め落としする前に一度読んでみて下さい。