7月27日に2016年度新卒生のU-REALM・L.O.G・L:der’sの2次試験を行いました。
真夏の面接
2次試験の面接の日は、雲一つない夏らしい夏日。
最高気温33度の暑さの中、試験会場のU-REALM表参道に皆さん集まって頂きました。
各々の面接の開始時間より早めに来て、暑い中待って頂いていたり本当にお疲れ様でした。
面接に向けて色々と言葉を考えたり、アピール方法を練ったり、練習して来られたと思います。
自分の時間が近づくにつれ気分が悪くなったり、面接中も頭の中が真っ白になったり、思ってることが上手く言い表せれなかったり、そういった方々も多かったんじゃないでしょうか?
めちゃめちゃ練習してアピールしたい事、伝えたい自分の想いとかまとめたつもりでも、本番だとなかなか100%の力って出せないですよね。
それに、グループ面接になると1対1の面接と違って、緊張感もより一層高まる。
沢山の人の目のプレッシャー、周りと自分を比べた時の劣等感、限られた時間の中で自分を表現する。
まだ社会もそんなに経験したことが無くって、手探りの就活の中で今回の経験はそれぞれの人生においても、とても大きかったと思います。
大きな夢と希望をもって今回の2次面接に挑んで頂いたであろう方々ばかりで、面接官の方もしっかりとそれを汲み取って、一人一人どういった人間なのか短い時間の中で探りながら見させて頂きました。
自分に自信をもって大きな声でアピールできた人、逆に緊張からのどがつっかえて声が小さくなってしまった人、柔らかい笑顔を作れる人、笑顔がこわばってしまった人、1発芸や歌やダンスを披露した人、フォトブックを持ってきた人、フリップを使って自分の想いを説明した人、差し入れを持ってきた人。
ホントに自分の表現の仕方が様々で、見ている方も笑わせてもらったり、うんうんとうなずくことがあったり、「頑張れ」と応援する気持ちになる場面もありました。
みなさんの熱い思いや情熱を感じ取るでき、「この中から未来のU-REALMグループを引っ張っていく人間が生まれるんだなぁ」と、これだけの美容学生さんに支持して頂いているこの会社の素晴らしさを感じました。
3次面接はサロンワーク
今回の2次試験、面接の合否は郵送にてお知らせします。
3次面接は、お店でスタッフと一緒にサロンワークをして頂きます。
その結果、2016年度新入社員が決まります。
2次試験合格者のみなさんは、目一杯自分を表現して自分がどういう人間かスタッフにアピールして下さい。
1次~3次まで長期に及びますが、終了まで頑張っていきましょう!
見る側も見られている
高木社長が毎年面接の時期に、スタッフに向けて言っている言葉で、色々な意味合いが含まれています。
毎年その言葉から自分自身が感じること・思う事も増えてきます。
面接官から見ると来年の新卒生を選ぶ目線なのですが、試験を受ける側の視点から見るとU-REALMはどういう風に映っているか?
自分たちの人生の大きな岐路を決める大切なポイントで、果たして自分たちが社会人のスタートを切るに当たって納得できる会社なのか?信頼出来る先輩たちなのか?
本人たちは面接の本番ではそんなことは考える余裕は無く、精一杯自分を表現する事に全力を注いでいるはずですが、無意識に僕たちの振る舞いであったり対応を体と心で感じ取っているはずです。
僕らの「試験に臨む姿勢」であったり、それぞれの「自己表現を汲み取る力」を持ちえないと、試験を受ける側に対して失礼になりますし、採用側も会社の評価をされている気持ちで臨む必要がある訳です。
また、グループ面接なので面接官も複数人いる訳なんですが、受験者が話す時にどういった視線で話しているのか?ということも思うところがありました。
人前で話すことになれている人は、面接官それぞれに視線を移しながら話したりするのですが、そうでは無く1人だけを見て話す人もいるわけです。
本人は無意識なんでしょうけど、多分面接官の中で一番影響力の強そうな人を無意識で選んでるんでしょうね。
すごく当然のことなんですが、自分の美容師としての影響力であったり容姿外見から感じられる印象であったり、自分を磨くことはすべからく必要だと感じました。
(グループ面接の時は、全員の評価を上げた方が良いと思う)
採用する側として人を見ているだけでは無く、経験すると感じることも多く学びになる部分も多々ある。
今回の面接で個人的に嬉しかったこと
丁度1年前、今1年目の後輩たちの面接が終わった後にU-REALMブログで試験を受けた方々に向けてブログを書いていました。
読み返してみると恥ずかしい事書いてんな(笑)と思うんですが、読んでるとその時の自分の熱さを再認識して今の自分の考え方と比べる事が出来てとても良い(笑)
そんなブログ記事の中に下記のような言葉を書いていました。
面接という人生の岐路で、自分を出し切った人、出し切れ無かった人、結果がどうであれ受かるために必死で考えて対策して行動してやってきた経験は、自分の知識になり経験になり引き出しが増え次に繋がる糧になります。
受かって成功、落ちて失敗。
じゃないからね。
死ぬ時に自分の人生に満足してれば成功なんだよ。
目標が無くなった時点で失敗、人生に諦めた時点で失敗。
試験に受かったんなら、U-REALMで必死に頑張れ、落ちた人の気持ちまで汲み取ってめちゃ頑張れ。
落ちたんなら、自分自身を見つめなおして改善して、次の自分の岐路に生かせるように頑張れ。
社会人になって、今後の自分の人生を決める岐路は、嫌と言うほど沢山出てきます。
その度に悩んで考えて必死になって、出した自分なりの結論が次に繋がっていく。
自分が導き出した結論は成功しかない。
過去に選んできた選択が、全て正しかったから今の自分がいる。
今の自分に満足していないなら、自分が納得出来るところまでやるしかないでしょ。
挫折しない人間なんていない。
挫折したら泣いて、ぐっすり寝て、明日から頑張れ。
いつも「前向き」で「笑顔」でいれば道は見える。
考え方は今も変わってないですが、1歳大人になった気がするのと文章の書き方が変わった気がする。
偉そうに「前向き」とか言ってるけど、この1年で何回か後ろ向きになることもあった。
でも、自分の言葉を自分で読み返すと「勇気」が出てくるよね。不思議。
そんな去年の記事を、今回面接を受けに来てくれた方の1人が読んでくれてました。
自分の進路にひたすら迷っていて、そんな時にあのブログを読んで「死ぬ時に自分の人生に満足してれば成功なんだよ。」って言葉に何かを感じて貰えて「今回の面接を決意した」と、履歴書に同封されていた手紙に書いてありました。
僕が思っていることを共感してもらって、一人でもそこから何か感じ取ってもらえることが素直に嬉しい。
その言葉に影響を受けることによって、少なからずこの方の人生を左右することだったのかも知れませんが、自分が発した言葉に責任を持って対応していこうと改めて強く思いました。
たかだた僕の言葉で人の人生を左右するなんて言っているのもおこがましいですが、何かしら見てくれている人の考え方の参考になるような文章が書けるようになりたいと思います。
「 死ぬ時に自分の人生に満足してれば成功なんだよ。」
自分でずっと思っている言葉です。
カッコいい言葉使ってますが、落ち込むときもあるし、劣等感感じるときもあるし、マイナス思考になるときもあります。
その度に悩んで考えて、おなかが痛くなって、その言葉にたどり着きます。
「迷った時、悩んだ時は、目先の感情や環境に囚われず、死ぬ時に自分の人生に満足してるだろう選択肢を選ぶ」
自分が安心感を得れるのは、他人からの肯定によって自分の居場所を確認出来ることなんですがそれは不安定で脆いモノ、自分に訪れる選択肢は他人の意見に左右されることなく「選んで間違いなかった」と自分自身を自分が肯定してあげれる方を選ぶ。
もちろん沢山の仲間の意見は必要で、いろんな意見を聞いて自分の視野を広げて、そのうえで自分自身の決定をするんだけど、目先の感情や環境に囚われると後々後悔する事になるかもしれない。
上手くいかない経験が多い人生だけど、自分のことは自分が信じてあげたい。
ちょっと自己啓発的な感じに捉えられると誤解されそうだけど、ひたすら頑張りましょうって事じゃなくて、自分の意志で道を見つけましょうってこと。
人それぞれまた考え方はあるし、なんか哲学っぽくなってきたから、興味ある人はまた話しましょう(笑)