沢山のお祝いメッセージありがとうございました☆
5月4日に34歳の誕生日を迎えました
気付けば34年間。
17歳の丁度2倍の年月。
17歳の自分は、34歳の時にこんな自分になってるなんて想像出来なかっただろうな。
少し思い出話でも・・・
17歳は、高校2年生。
美容師を目指そうと決意したのも高校2年生でした。
あの時代は、まさにカリスマ美容師ブーム。
TVではかっこいい美容師さん達が沢山の番組で活躍していました。
全国放送の番組から地方番組まで色々な美容師の番組がありましたが、中でもカリスマ美容師の火付け役にもなった「シザーズリーグ」という番組は毎週欠かさずチェックしていました。
シザーズリーグ
石井竜也が「石井ビューティー」名義で司会を務め、都内の代表的な6つのヘアサロン(ACQUA、HAIR DIMENSION、ZACC、RITZ、anti、MINX)から精鋭の美容師を集め1対1のリーグ戦形式で対決。
最終的には女性観客が「どちらの髪型に共感が持てるか」という基準で投票を行い、得票の多いほうが勝利するというシステム。
同世代の美容師さんたちは、見てた人が多いんじゃないかな。
当時のなりたい職業ランキングも「美容師」が1位だったような気がする。
カリスマ美容師時代を築き上げた大先輩方が作り上げた、美容師の価値がとても強かった時代。
僕らは、その頃の美容師像に強く憧れて、その道を進むことを決意したんだと思う。
美容学校は溢れかえるくらいの定員で、美容師の卵たちがわんさか生まれてきました。
美容師人口は一番ピークだったんじゃないかな。
そして時代は変わりカリスマ美容師時代も過ぎ去り、あの頃に美容師に強く憧れていた僕たちが30代を迎えています。
あの華々しい美容師像を頭の片隅に色濃く残している僕ら世代は、理想とギャップの差を受け止めれずに悶々としている人も多いんじゃないかと思います。
30歳で上京して来た自分もそうですが(笑)
カリスマ美容師時代は華々しくTVで活躍する大先輩方が当時の美容師の色を作り価値を作ったと思いますが、その陰で地道にコツコツとお客様の信頼を得ていく美容師の方がほとんどだったでしょう。
どちらも美容師として尊敬しますし、素晴らしい事だと思います。
あの時代は、TV、ラジオ、新聞、雑誌、くらいしかメディアが無く、それらで名前を知ってもらうことが成功への近道だったんだと思います。
今はグローバル化が進み、個人個人が自分の必要な、興味のある情報だけを自分が見たい時に確認できる時代。
TVを見る人は減っていく一方で、スマホを使った検索という技をみんなが覚え情報を取捨選択していきます。
【良くも悪くも自分発信で簡単にメディアにもなれる時代。】
これからの僕らに何が出来るんでしょうかね。
今の17歳の世代に僕らは何を感じさせる事が出来るんでしょうかね。
そんな事を考えながら34歳の誕生日を迎えてました。
自分のこれからの在り方と将来の自分の身の振り方。
自分の人生1度きりだけど無茶しすぎず、途中で諦めず、楽しんでいきたいと考えています。
ただ、自分のわがままだけで好き勝手もそろそろ出来なくなってくるのかな。
あれやこれやと悩む年頃でもあるのかもしれません。
知ったかのようなこと、だらだらとスミマセン・・・
今一度、自分をしっかりと見つめ直し成長していきたいと思っています。
お祝いのメッセージを頂いた皆さんありがとうございました!
今年もよろしくお願い致しますm(__)m