グレーベースのアッシュカラー。
おまけで髪質に合わせて、ヴァイオレットも少々。
こんな髪色も素敵ですよ☆
キーワードは【暗め透明感】アッシュグレーカラーに程よくブラウン
アッシュは超ド定番で人気のカラーですが日本人の髪質にはとても相性が良いです。
ただアッシュだけで染めた場合、アッシュが強く出過ぎてギャルっぽくなりやすかったり、色落ちが早くて退色した時に黄色っぽくなり易いといったデメリットもあります。
グレーシルバーを混ぜて染めると彩度(鮮やかさ)が下がって暗く見えやすくなりますが、光の加減による透明感をすごく感じれるようになります。
ブラウンはお好みですが、色持ちをよくしてあげたい場合はブラウン系のカラーも程よく混ぜて色味を調節します。
基本的にブラウンはアッシュより色持ちがよく、アッシュが退色してしまった後も黄色くなり過ぎるのを防ぐ効果があります。
僕はメルティブラウン系のカラーをサロンワークでも提案する事が多いのですが、それらも色持ちと髪のツヤを考えた上でお客様一人一人のライフスタイルをイメージしながら髪色を提案させて頂いています。
アッシュグレーカラーの仕上がりと透明感
今回染めたベースの髪は、12トーンくらいのベージュよりの髪質の方です。
前回のカラーの色はほとんど退色しきっているのですが、いつもアッシュ系など寒色系で染めさせて頂いているので、髪に寒色系の色素が残りアッシュベージュ系のベースの髪色になっています。
(ビフォー写真撮っていればよかった・・・)
いつも寒色系のカラーをされる方は、アッシュなど寒色系のカラーがキレイに染まりやすいです。
逆に暖色系(赤など)で毎回染められる方は、暖色系がキレイに染まります。
寒色系と暖色系を交互に繰り返したりするのは、あまりお勧めしていません。
前述したように、グレーシルバーとアッシュとブラウンを程よく配合して、深みを出すためにほんの少しヴァイオレットを混ぜて染めたのがこちらのカラーです。
9トーンくらいの落ち着いた髪色になりました。
アッシュよりのブラウンって感じですね。
グレーシルバーが程よく彩度を落とし、ツヤっぽさを引き立ててくれています。
黄色みはほぼ抑えられて、品のあるアッシュグレーカラーに仕上がっています。
暗めには見えますが、普通の9トーンの髪色と違い光をよく通すので透明感が半端ないくらい出てくれます。
写真でも光が良く当たる方は明るく見えて、光の弱い方は暗めに見えますね。
(太陽光だと光が強すぎて結構明るく見えちゃうかもしれません)
ツヤ感と透明感 品のある髪色もとてもステキです
今回はアッシュグレーにブラウンを少々足す感じでした。
少し暗めで品のあるトーンレベル。
光の加減で透明感とツヤ感がアップするカラー。
おススメしています。
ご参考にしてみて下さいね。