自分はリーダーという役職では無いんですが、自分の考え方にインスピレーションをもたらすこういう本は好きです。
58の物語で学ぶ リーダーの教科書 (川村 真二 )
内容紹介
「企業遺伝子の事例・物語」の作成をライフワークとしてきた著者が、ビジネスからスポーツまで幅広いジャンルの58の物語を交えつつ、リーダーになる不安の解消法や、真のリーダーになるために必要なスキルを伝授する。
最近発売された本ではないのですが、書店で平積みされているのに目が止まり購入してみました。
個人ではなく会社や団体の全体としての、成功を収めるために尽力した人たちのエピソードがまとめられています。
様々な困難や苦難を努力と諦めない心で導いていった方たちの、リーダーとしてのマインドや様々な方法が語られています。
今リーダーのポジションにいない人でも、将来のヒントに繋がることがあるでしょうし、考え方の参考になる部分も沢山あると思います。
PDCA
この本でも様々なリーダーのエピソードに出てくる「PDCA」
聞き慣れた言葉ですが、実際に自分が実行出来ているのかといえば、ん~っとなってしまう。
Plan(計画・目標)・Do(実行)・Check(検討)・Action(処置)
人間は生まれてきてから今までPDCAの繰り返しで、立って歩けるようになり、言葉を喋れるようになり、沢山のことを学んでいきます。
仕事や人付き合いや恋愛でも同じで、失敗を繰り返し上手くなっていく。
PDCAなんて考えなくても、人間は自然と失敗を学習し成功に変えていくもの。
だけど人によって遅い早いの差はありますが、この目標達成までの道を効率よく進んで行くのがPDCAという能力ですね。
優れたリーダーや経営者の人の言葉には、必ずこれらのポイントが含まれています。
自分の良かった点、反省する点を明確にして次に繋げることが成長への近道。
他にも「リーダーマインドを磨く」「リーダーシップを発揮する」「人の心を動かす」「部下を成功者に育成する」「上司を補佐する」「困難を突破する」というテーマに分かれて、エピソードが綴られています。
読んで終わりではなく、考え方のヒントや行動に取り入れていきたいですね。
今の自分と比べながら読むと面白いかも知れません。
興味ある方は読んでみてください。