黒染め落としの考え方【ダメージと明るさの駆け引き・ツヤのある髪を維持するには?】

黒染め落としの考え方【ダメージと明るさの駆け引き・ツヤのある髪を維持するには?】3

 

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黒染め落としをする時に考えている事と、施術による髪へのダメージと理想の明るさ

就活、入学式、卒業式、研修、実習・・・黒くしておかないと、良い印象を与えれない。

昔からの風習のせいで学生の間は社会からの見られ方を意識して、何かしらのイベント時や社会と係わる事柄の時は仕方なく黒く髪を染める。

でもそういった時期以外は自分の理想の髪色で過ごしたいですよね。

学生はほんと髪に負担がかかり過ぎて大変です。

 

黒染め落としへの考え方は、以前にも記事にしたので合わせてお読みください。

【黒染め落としの3つの選択肢】ムラになりたくない!キレイに明るくしたい!

 

キレイな髪でいたいなら、ブリーチ・脱染剤はお勧めしません

以前書かせて頂いたエントリーでもブリーチや脱染剤を紹介しましたが、基本的にはおススメしていません。

むしろ最近はブリーチや脱染剤を使いたくないと、より強く思うようになりました。

 ブリーチしたら髪が傷むやん!

ブリーチした後、半年後1年後の髪の状態がどうなっているか?

その時のお客様が自分の髪に対してどう思うか?

良くわかっているんですよね。

だからブリーチ使って明るくしたいと、相談されてもまずは「もうちょっとよく考えよう!」と説明しています。

」の満足をとるのか?「将来」の満足をとるのか?

絶対にブリーチをしない訳では無いですが、ブリーチや脱染剤を使う場合はそのデメリットも説明して納得してもらったうえでさせて頂いています。

※外人風の透明感のあるカラーやヴィヴィットな色味を出したい場合などはブリーチ使います。

黒染め落としの考え方【ダメージと明るさの駆け引き・ツヤのある髪を維持するには?】1

 

ブリーチ・脱染剤使わずに明るくできるの?

出来る場合もあるし、出来ない場合もあります。

・いつも通って頂いているお客様の場合明るくできる、もしくは明るくしやすい。

暗くする時もあらかじめ今後の予定も相談して染めるお薬を決めます。

お薬を決める判断材料は、髪質・色のもち・希望の暗さ・どれくらいの期間暗い髪にしておかないといけないのか?

色々ありますが、これまでのカラーの履歴も判断材料にしてお薬を使い分けます。

使うお薬によっては、明るくなりやすいモノもあれば、落ちにくいモノもありますがデメリットも説明しながらさせて頂きます。

 

・自分で染めた場合、もしくは初めてのご来店の場合は1度では明るくならない場合もある。

前回のカラーはどういったお薬を使ったのか?

前回染めてからどのくらい時間が経って、どれくらい色が落ちているのか?

でもこれまでのカラーをさせて頂いていないので、情報が全くありません!

とても大事な判断要素がアバウトな為、カウンセリングで話しながら情報を聞き出し判断します。

全く情報が分からない場合は、一部分の髪を使ってチェックカラーします。

 

こういった場合はかなりリスキーで、無茶するとムラが結構出てしまったりもします。

出来る限り希望の明るさにしてあげたいけど、攻めすぎると危険と隣り合わせ・・・

美容師さんにとってはなかなか大変なカラーなのではないでしょうか?

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髪に出来る限り負担をかけない黒染め落とし

1度のカラーで明るくする事は髪に負担がかかるしリスキーです。

焦らずに数か月に数回のカラーに分けて徐々に明るくしていく方法をおススメしています。

3回もすれば確実に明るくなりますし、ムラも極力出てきにくいですし、ダメージも極限まで抑える事が出来ます。

数か月後、数年後、あなたの髪はどういう状態にしておきたいのか?

よく考えて技術をさせて頂きています。

大切な髪、ツヤを失わない様に綺麗な状態を保っていきたいですね。

 

何やら今年ブリーチや脱染剤を使わないで明るくできる方法が出てくるみたいですね。

詳しい情報は、また後日・・・

 

 

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