髪の表面が明るくて中が暗い!何故そうなるのか?直し方は?【美容師のQ&A】

ふと自分の髪を見たとき、「あれ?なんか明るさが違う・・・」と思った方。

見間違いや照明のせいではなくて、実際に明るさが変わってるんです!

そんな症状の時はどうすればよいのか?

原因となるものと対処法をお伝えしていきます。

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目次

【Q】髪の表面だけハイライトしたみたいに明るくなっちゃってるんですが、均一に染めることは出来ますか?

 

【A】明るさを均一にすることは出来ますが、今までと同じ生活と髪の扱い方の場合はまた明るさの差が出てくる場合があります。

 

髪の表面だけ明るくなる原因は?

明るくなる原因はダメージです。

普段髪を下して生活している方が殆どだと思いますが、その場合髪の内側を表面の髪が守っている形になります。

その髪の表面がダメージを受ける原因は様々になりますが、オフィスの乾燥・日光による紫外線・寝ているときの枕との摩擦・ストレートアイロンやコテを使う回数、色々な条件が相まって髪の表面はどんどんダメージを受けていきます。

 

明るさだけではなく、ダメージレベルも表面と内側では大きく変わります。

髪の表面の毛先の方がゴワゴワザラザラしていて、内側の髪の方が潤っている状態の方も多いですね。

 

その明るさの差やダメージレベルの差は、髪の美しさや扱いやすさに大きく影響してくる事となります。

完璧に防ぐのは難しいですが、普段から気を付けることで防止する効果は出てくるはずです。

 

 

明るさの差を無くし均一に染めるための美容室での技術

単純に明るい部分と暗い部分でカラーのお薬を塗り分けます。

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こんな感じで分けて、上下違うお薬で最終的に均一になるように塗っていきます。

ジグザグに分けているのは、馴染みよくするためです。

表面の方は少し暗めのカラー剤を、内側の方は少し明るめのカラー剤を、狙った明るさになるように調節していきます。

 

仕上がりは全体的に均一に染まりキレイに見えるんですが、ダメージ状態はこれまでのままです。

ダメージが大きい表面の方が早く退色してくるので、時間がたつと最終的には明るさの差が出てきてしまいます。

数回分けて塗る技術を行えば、少しずづ明るい表面にも色が定着してくるので、馴染むようになってきます。

 

逆にあえて全体的に同じカラー剤で塗る時もあります。

その場合は、表面の髪がわざと明るく見えるようになるので、透明感や立体感が表現できるようになります。

 

 

表面の髪だけ明るくならないようにする対処法は?

乾燥させすぎないように注意したり、ダメージを与えないように扱ってあげる事が大切です。

特に乾燥は髪に深刻なダメージを与えますので、こまめな保湿を心がけ乾燥させすぎないように注意しましょう。

アウトバストリートメントのオイルタイプを持ち歩いて、髪の乾燥が気になったときに少量を使うようにしましょう。

1日に数回洗い流さないトリートメントを使うのをお勧めするワケ

 

毎朝ストレートアイロンを使っている人は、アイロンの熱も要注意です。

キレイに見せたい髪って表面の髪ですよね。

内側よりもどうしても表面の髪の方がストレートアイロンを通す回数が多くなります。

毎日毎日使っていると、熱のダメージがどんどん蓄積されていき、髪へのダメージと明るさを促進させることになってしまいます。

温度設定を130度くらいにしてみたり、アイロンを通す前にオイルトリートメントを薄っすらとつけてあげてください!

 

ダメージは一度受けると、髪は元に戻りません。

日常生活でもダメージになる要素は沢山あるので、ホームケアもしっかりと頑張りましょう☆

 

 

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