くせ毛をストレートにする縮毛矯正(ストレート)をして真っすぐにしたのは良いけど、今度はストレートの髪にカールが欲しくなっちゃった・・・
そんな時はどうしたら良いのか?
【Q】くせ毛矯正(縮毛矯正)で真っ直ぐにした髪にパーマでカールをかける事は出来ますか?
【A】縮毛矯正(ストレート)のかかり具合の強さによって、かけれるかかけれないか変わります。
この質問の内容は、美容師さんによって答えが変わります。
矯正している髪の場合は、どんな髪の状態であれパーマは出来ません!という人もいれば、どういう状態であれ何とかパーマかけます!という人もいると思います。
縮毛矯正(ストレート)の厄介な点は、くせを伸ばす為に必要な1剤のお薬のパワーの強さと、その後の行程にあるアイロン操作(ストレートアイロンで熱処理する工程)での熱処理の強さが関わってきます。
1剤が髪に必要なパワー以上だとキューティクルのダメージや毛髪内部のダメージが大きいため、本来パーマでカールがかかるはずの部分がダメージによって劣化してしまっている事、過度な熱処理をするとたんぱく変性をおこして髪が硬くなってしまいそもそもパーマのお薬が効果を発揮しなくなることがあります。
一度でも過度に縮毛矯正(ストレート)をしてしまい、毛髪にダメージが残ると半年経とうが1年経とうが、その部分のコンディションは決して変わることはないので、いかに髪へのダメージを抑えて縮毛矯正(ストレート)を行うかが大切になってきます。
縮毛矯正(ストレート)の後でもデジタルパーマは出来る
適切な縮毛矯正(ストレート)の技術を行い髪のコンディションが良い状態ですと、デジタルパーマをかけることは可能です。
縮毛矯正とデジタルパーマは、ほぼ同じ成分の薬剤を使用し作用する部分も同じ場所なので、髪をストレートにするのかカールを付けるのかの違いになります。
しかし、昔からあるコールドパーマと呼ばれるパーマの種類では、かからなかったりチリつきが出る可能性もあります。
これは、縮毛矯正でストレートにする部分とコールドパーマでカールを付ける部分が違う為、相性が悪いのです。
髪のコンディションの見極め方は?
縮毛矯正(ストレート)をしている髪にパーマをかけれるかかけれないか?
判断するのは美容師さんに任せた方が良いですが、自分でもある程度見極める判断基準もあります。
下記の症状が際立って感じる場合はパーマをすることは避けた方が無難です。
- 乾いている状態の髪の毛先がまとまらずに、人形の髪の毛先のように真っ直ぐ
- 髪の硬さを感じ、コテで巻いてもカールがすぐにとれてしまう
- 濡れてる状態だとすごく柔らかくてふにゃふにゃなのに、乾かすと硬くゴワツキを感じる
- 髪のひっかかりを感じ、地毛のくせとは別のダメージ特有のバサバサするくせっぽい状態になっている
出来る出来ないの最終判断は実際の髪のコンディションによるので、上記の症状の場合でも出来るときもあるかとは思いますが、一つの判断材料として見て頂ければよいかと思います。
縮毛矯正(ストレート)にパーマが出来るのかのまとめ
個人的には縮毛矯正(ストレート)後のパーマはおススメしません。
しかし、どうしてもやりたいくなる時もあると思います。
そんな時のために、極力髪のダメージを抑えて縮毛矯正(ストレート)をすることが大事になります。
今私がおススメしているのは、「ノンダメージストレート」と呼ばれる技術で、従来の縮毛矯正とは全く違う新しい技術です。
髪を硬くすることなく、柔らかさを残したままクセ毛をストレートにすることが出来ますし、持ちも従来の縮毛矯正と同じように半永久的にストレートをキープできます。
仕上がりは、もともとストレートの髪質だったのかと思うくらい、自然で毛先も綺麗に収まるようになります。
ノンダメージストレートについては別記事でも詳しく書いていますので良ければ参考にしてください。