7月後半から怒涛の花火大会ラッシュで、アレンジセットのお客様が増えてます!
ロングヘアでもフワッとボリュームが出せる、三つ編み&くるりんぱのアレンジスタイル
花火大会用のカチッとせずルーズな柔らかい「可愛さ」を表現する浴衣ヘアアレンジです。
お客様の髪質は、軟毛で柔らくてストレート毛というどちらかと言えば、ボリュームが出にくい髪質。
そんなペタンとしやすい髪質にお悩みの方は、ルーズな三つ編みとくるりんぱを組み合わせればふわっとボリュームが出る。
湿気の多い夏場で長時間過ごしても、ペタッとなり難く持ちの良いアレンジスタイルです。
しっかりと髪全体にコテでウェーブをつける
軟毛ストレートさんには一番大切な工程で、しっかりとウェーブを付けておかないと、ボリュームが出ませんし持ちが悪くなります。
少量ずつ髪を分け取り、ストレートアイロンで少し細かめのウェーブを全体的につけていきます。
こうすれば、ふわっと柔らかい空気感のあるアレンジがし易くなります。
くるりんぱでトップのボリュームを出す
トップのボリュームは頭の骨格にもよりますが、ボリュームを出してふんわりとしてあげるとバランスが良くなります。
シルエットや頭の形によっては、ボリュームを出さずにアレンジする場合もありますが、大体は柔らかく空気感のある立ち上がりを付ける。
はち上の髪を分け取り、バックで少し余裕を持たせて一つくくりにしてから、大人気のくるりんぱを1回転行います。
その後は、1つくくりにしたゴムをバランスを見て根元の方に押し付ける様に締めていき調節する。
トップのボリュームを出すために、適度な髪を優しく引っ張り上げボリュームと空気感を出します。
サイドの余った髪から後れ毛用の髪を適量残す、そしてバックを三つ編み
顔周りにひらひらと落ちてくる後れ毛を少量残した後、ねじりながらバックまで持っていき、バックの髪を左右2等分に分ける。
2等分に分けたそれぞれの髪を、大きくルーズに三つ編みにしていきます。
この時に下に下ろして三つ編みするよりも、持ち上げて三つ編みしておいた方が最終的なシルエットがキレイになります。
三つ編みを毛先の方までしていったら毛先をゴムでとめる前に、作っていった三つ編みから程よく髪を少量ずつ引き出し、あらかじめフワフワモサモサした感じのルーズな質感に仕上げておきます。
そうする事によって後から崩す手間が省けますし、狙ったふわっと感を作りやすくなります。
崩した三つ編みをクロスして持ち上げバランスよくピンで留める
片方ずつでよいので、クロスさせる様に持ち上げていき、バランスを見て後頭部のどこにボリュームを出すのかイメージしながらピンで留めていきます。
三つ編みの髪が長すぎた場合は、折り返して無理のないところで留める。
同じ様に反対側の髪をクロスさせながら持ち上げていき、バランスよくボリュームを出せる位置まで持っていき、ピンで留めます。
大体は、日本人の方は絶壁の方が多いので(最近の方はそうでもない場合が多い)、様子を見ながら後頭部辺りにバランスよくピン留めする。
後は、バランスを見てボリュームと動きが欲しい所の髪を少量ずつ引き出しながら、全体のシルエットを整えていきます。
後れ毛は重たくなり過ぎない様に
最初に残しておいた後れ毛は、バランスを見てカールをつけ顔周りに動きを付けて可愛さをイメージさせます。
もしロングヘアで後れ毛を下すと長すぎるなんて方は、耳に後れ毛をかけた後耳後ろから後れ毛を優しく引っ張り出してあげると、バランスよく可愛い後れ毛が作れますよ。
やはり夏なんで、軽めの後れ毛でそよ風にやさしくなびく、ナチュラルな後れ毛を目指す。
くるりんぱと三つ編みを使っているので崩れにくく持ちが良い
土台を作ってそこにピンで留めていくアレンジスタイルと違い、あらかじめ基本のベースのパーツはゴムで留めてしまうので、よっぽどのことが無い限り崩れてしまう事はありません。
湿気の多い夏ですから、髪が水分を吸ってカールが落ちたりペタンコになってしまってはどうしようもありません。
そういった予防も考え、三つ編みとくるりんぱの組み合わせのアレンジスタイルは、おススメの一つです。
一夏に浴衣を着る回数も限られていますし、いつもと違う自分を楽しむには絶好のチャンスです。
花火大会や祭りは、浴衣に合わせた可愛いヘアアレンジをして、可愛く素敵に楽しみましょう。
是非アレンジスタイルのご相談くださいね。